観衆が声をあげ、血の匂いが漂う。踵の下で骨が軋む感触。アリーナでの報酬を賭けた戦いで、奴らを震えあがらせましょう。アルティメット・ピットファイトで己の価値を示すのです!
このカジュアルな多人数戦フォーマットでは、あなたが勝利への道を突き進むなかで、全てのフレッシュ&ブラッドのカードが使用可能です。駆け引きも、合従連衡も、裏切りだって大歓迎。アルティメット・ピットファイトは、友達と集まってゲームを通じた交流を楽しむのに最適です。さあ、あなたのデッキを手に、戦術を磨き、大衆の歓声に身を投じて、アルティメット・ピットファイトであなたの英雄譚を手に入れましょう!
以下の説明は、アルティメット・ピットファイト (UPF) の基本と推奨事項のみを記載しています。UPFをどのように遊ぶかは、最終的にはあなたとその仲間たちがどのようにプレイしたいかによって決まります。公認イベントでは特別なルールが記載されていることがありますが、仲間とのカジュアルプレイではUPFのルールを自分たちの好きなように変更することを推奨します。UPFイベントの運営に関するより詳細な情報については、 トーナメントルール&ポリシー をご参照ください。
クイックスタート
アルティメット・ピットファイトはブリッツフォーマットを基に、3人以上のプレイヤーでも遊べるようにルールを拡張しています。
- 1枚の若者ヒーローカードまたは審神者 (Adjudicator) のヒーローカード
- カードプール52枚 (特別用途プロモカードも含め、フレッシュ&ブラッドの全ての公式カードが使用可能です)
- 40枚ちょうどのデッキでゲーム開始
- 同一のカードは2枚まで
- 1本選手、1ラウンドの制限時間55分
カードプール構築ルール
アルティメット・ピットファイトでは、各プレイヤーは若者ヒーローカードを選び、52枚のカードプールを構築します。カードプールには、闘技場カード (武器、装備品など) と、プレイヤーのデッキになるためのデッキカードが含まれます。
プレイヤーは、カードのクラス/タレントがヒーローのクラス/タレントに属している場合にのみ、そのカードをカードプールに含めることができます (例:光のタレントに属するカードは、ヒーローが光のタレントを持っている場合にのみ含めることができます) 。汎用のカードはどのヒーローも使用することができます。
カードプールには、1種類のカードを2枚まで入れることができます。名前が異なるカード、またはピッチ値が異なるカードは別物と見なします (例:赤の《群青へ沈む》と青の《群青へ沈む》は別のカードとして扱います) 。
通常の構築ルールに反して、カードプール内のヒーローまたはカードの効果によって、特定のカードを含めることができたり、制限されたりする場合があります (例:「真髄」を持つヒーローは、ヒーローが同じタレントを持っていなくても、特定のタレントに属するカードを含めることができます。逆に「レジェンダリ」を持つカードは、同名カードを1枚までしかカードプールに含めることができません) 。
全てのフレッシュ&ブラッド公式カードが使用可能であるものの、一部のカードはフレッシュ&ブラッド公認イベントでは使用禁止、もしくは使用制限となっています。アルティメット・ピットファイトでの最新の使用可能カードについては、 使用可能カードポリシーを参照してください。イベントでカードプール登録が必要な場合、公式のカ―ドプール記入リストは トーナメントフォームにあります。
その他のルール
UPFを始めるのは簡単です! 以下の項目を除き、ルールは通常のフレッシュ&ブラッドと共通です。
- 以下の例を除くと、 (攻撃や「対象」と書かれている効果の) 対象として選べるのは、自分の両隣にいるヒーローと、そのヒーローがコントロールしているオブジェクトだけです。
- カードの効果に「対象の任意のヒーロー」と明記されていれば、ゲーム内のどのヒーローでも対象に選ぶことができます (カードの効果に「任意の対象」と書かれている場合は、これに含まれません) 。
- カードの効果に「対象のヒーロー2人」や2人以上と明記されていれば、ゲーム内のどのヒーローでも対象に選ぶことができます (1人のヒーローに複数の効果をもたらすものは、これに含まれません) 。
- カードの効果によって攻撃や効果の対象が変更される場合は、その攻撃や効果の対象として適正な対象をどれでも選ぶことができます。 (使用者の両隣のヒーローに限定されません) 。
- あなたがヒーロー (またはそのヒーローがコントロールしているオブジェクト) に攻撃する際、戦闘チェインはそのヒーローを焦点としたものになります。同じ戦闘チェインの次のチェインリンクで、別のヒーロー (もしくは別のヒーローがコントロールしているオブジェクト) を攻撃対象にすることはできません。そうしたい場合、まず最初に、戦闘チェインを閉じる必要があります。
- カードの効果によって攻撃の対象が変更される場合、焦点となっているヒーロー (およびそのヒーローのオブジェクト) だけでなく、全ての適正な対象を選ぶことができます。
これ以外の全てのルールは、通常のフレッシュ&ブラッドと共通です。
- 全てのプレイヤーは、最初のターン終了時にヒーローの知力と同じ枚数になるまでカードを引きます。
- あなたは自分のヒーローが攻撃を受けている時だけ、防御することができます。
- 二人以上のプレイヤーが同時に何らかの決定を求められた場合には、ターンプレイヤーから時計回り順に宣言を行います。
トーナメント構造
アルティメット・ピットファイトトーナメントにおける推奨されるストラクチャーです。トーナメント主催者の裁量で変更する場合があります。
- 試合形式:1本先取
- ラウンド所要時間: 60分
- ポッドの人数:4人
ラウンドストラクチャーはTOが決定します。最終的に全勝者が1人となるまで、各ポッドの勝者が次のラウンドに駒を進める方式を推奨します。
ゲーム開始時の手順
マッチの各ゲームは同じ手順で進められます。
- 各プレイヤーがヒーローカードを公開します。
- ランダムな方法でプレイヤーを選び、そのプレイヤーが先手後手を選びます。
- 各プレイヤーがゲームで使用する装備品、武器、および40枚のカードデッキを選択します (52枚のカードプールより選択) 。
- 各プレイヤーがデッキをシャッフルして対戦相手に提示します。対戦相手はシャッフルやカットをします。
- 各プレイヤーがこのゲーム用に選択した武器と装備品を公開し、ヒーローの知力と同じ数のカードを引きます。先手のプレイヤーがゲームの第1ターンを開始します。
マッチ終了時の手順
1人のプレイヤーがマッチの勝利条件である回数のゲーム (通常は1ゲーム) に勝利するとマッチ終了です。
ラウンドの時間が終了し、そのゲームの勝者がまだ決定しない場合は、ターン中のプレイヤーがそのターンを完了したあとに追加の1ターンをプレイします。追加ターンの終了時にゲームの勝者が決定していない場合、そのゲームは引き分けです。
よくある質問
2人以上のプレイヤーが同時に何かをしなければならなくなった時は、どのようにすれば良いですか?
ターンプレイヤーを起点に、時計回り順に1人ずつアクションを実行します。
たとえば、《虚弱症の魔本》は最初にターンプレイヤーに墓地から攻撃アクションカードを裏向きで格納庫に置かせ、次に各ヒーローに時計回り順で同じ処理を行わせます。その後、捨てる効果を処理します。
(ゲーム自体が決着が着く前に) ゲームに敗北したプレイヤーのカードやトークンはどうなりますか?
最初に、そのプレイヤーがコントロールする全てのカードとトークンは闘技場やスタックからクリアされます (カードはそれのオーナーの墓地に置かれます) 。
次に、そのプレイヤーがオーナーのカードすべてがゲームから取り除かれます (他のプレイヤーがコントロールしているカードを含む) 。
最後に、そのプレイヤーはゲームに存在しなくなり、そのプレイヤー (やヒーロー) を対象にした効果は失敗します。
「あなたの対戦相手」を条件とする条件効果はどのように扱われますか?
UPFでは、他のプレイヤー全員がまとめて「対戦相手」とみなされます。
例えば《傷には傷を》は、あなたのライフが《傷には傷を》を使って攻撃した相手より低かった場合だけでなく、他のいずれかのプレイヤーよりも低かった場合も、続行を得ます。
《Go Bananas》をつかって、私のヒーローのクラスやタレントとは異なるカードを探したり、プレイしたりすることはできますか?
もちろんです。それがこのカードの狙いですから! バナナをぶちまけろ!
この文書は2023年9月19日に更新されました