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『ロゼッタ(Rosetta)』シールド基礎編

大地の道は、豊かな収穫のためにゆっくり確実に辛抱強く種を撒く者に応えます。

稲妻の道は、素早く情熱的で、流れ星の様に明るく燃え盛る者に応えます。

質実剛健の大地…電光石火の稲妻… あなたはどちらの道を行きますか?


ros primer cover

『ロゼッタ(Rosetta)』はフレッシュ&ブラッドのプレイを刺激的なものにする最新セットで、プレイヤーを伝説のアリアの聖域へと導きます。茨の茂みや激しい雷雨を抜け、大地稲妻の力が交わる密集した藪の奥深くへと向かいます。秘術を扱うクラスのみで構成された初のセットである『ロゼッタ(Rosetta)』には、魔術師クラスとルーン剣士クラスに属する4人の新しいエレメンタルヒーローが登場します。

『ロゼッタ(Rosetta)』シールドでは、 8パックのブースター パックを使用します。メインデッキのカード枚数は ちょうど30枚です。それより多くても少なくてもいけません。パックを開封して、各パックの最後の 2枚のカード (トークン、コールドフォイル、レジェンダリのレアリティのカード、拡張枠のカードが含まれるスロット) を取り除きます。この方法で取り除いたトークン以外のカードは、リミテッドデッキで使用できないため、脇に除けておきます。

次に、トークンレアリティのヒーローと武器を選び、戦いに備えましょう! 『ロゼッタ(Rosetta)』の各ヒーローは、ゲーム開始時にトークンレアリティの《アリアの聖域》を闘技場に配置することを忘れないでください。

覚えておくべきこと

基本事項をいくつか確認していきましょう。最初は秘術ダメージについてです。秘術ダメージは、手札のカードでは防御できない特殊なダメージです。秘術ダメージで倒されるのを避ける唯一の方法は、《アリアの聖域》のようなダメージを軽減する効果を持つカードや、ライフを得るカードを使うことです。《アリアの聖域》はターン中に何度でも使用でき、あらゆるタイプのダメージから身を守ることができますが、起動したそのターンの終了時に壊れてしまうので気をつけてください。

オーラは、プレイされるか作成された後、効果によって取り除かれるまで闘技場に留まります。

インスタントは、アクションポイントの消費なしにプレイまたは起動できます。ほかのプレイヤーのターン中でも使えます。

分割カードは、2つの面を持つ特殊な横向きのカードです。どちらかの面をプレイすることもできますし、融合のキーワードを持つ場合は両方の面をプレイすることもできます。両方をプレイする場合は、それぞれの面ごとに個別にリソースコストを支払う必要があります。

「大地」とは?

大地のカードは、カード枠の緑の模様とカードテキストボックスの「大地」のシンボルで識別できます。大地ヒーローは、追放ゾーンに4枚以上の大地カードがある場合のみ有効になる特別な能力を持っています。キーワード「腐解」を持つカードは、大地カード2枚とアクションカード1枚を追放できます。大地ヒーローは、ゲームの序盤では防御に重点を置き、能力が有効になった後に反撃に転じます!

「稲妻」とは?

稲妻カードはカード枠の黄色の模様とカードテキストボックスの稲妻のシンボルで識別できます。稲妻ヒーローは、瞬時に判断を下せるインスタントスピードの能力を使用できるのが特徴です。インスタントカードを使用して、稲妻の攻撃の効果を誘発させることで、次にどこを攻撃するか相手に予測させにくくします。稲妻ヒーローは、 続行の能力を使って複数の攻撃を連続で繰り出すのが得意です!

ルーン剣士とは?

ルーン剣士は鋼と魔法を組み合わせて、あらゆる角度から攻撃するハイブリッドな戦士です。ルーン剣士のカードは、カード枠の紫色の剣のような模様で識別できます。『ロゼッタ(Rosetta)』の多くのルーン剣士カードは、オーラカードをプレイしたり、オーラトークンを生成することで真価を発揮します。『ロゼッタ(Rosetta)』のルーン剣士が秘術ダメージを与える主な手段はルーン陣で、攻撃するまで闘技場に残り、攻撃時に自らを破壊して1点の秘術ダメージを与えます!

魔術師とは?

魔術師は優れた知性を武器に、熟練の秘術の力を用いて敵を出し抜いていきます。魔術師カードは、カード枠の青い杖のような模様で識別できます。『ロゼッタ(Rosetta)』の魔術師カードの多くは、一般に火力呪文と呼ばれる大量の秘術ダメージを与えるカードです。火力呪文が逆巻というキーワードを持っている場合、基本のダメージを超えるダメージを与えるとボーナス効果が発生します。増幅のキーワードを持つカードは、与える秘術ダメージの量を増やすことができます。

アウローラ

《アウローラ》は、「稲妻の真髄」を持つエレメンタル・ルーン剣士です。つまり、彼女はルーン剣士のカードと稲妻のカードをプレイすることができます。

《アウローラ》は稲妻カードをプレイし、彼女の能力で次のターンに向けて「稲妻の化身」を作り出すのが得意です。多くの「続行」は複数の攻撃を可能にし、秘術ダメージの雨を降らして対戦相手を仕留めます!

《アウローラ》のデッキを構築するときは、まずは稲妻の攻撃カード、特に「続行」を持つ攻撃カードを探しましょう。 《高音の響き》《ルーンレイジャーの群れ》《食肉の晩餐》など、追加ダメージや「続行」 、またはヒット時効果を持つ低コストのルーン剣士カードも優秀です。最後に、彼女の能力のコストを支払うために、青や黄のカードを数枚投入することも忘れないようにしましょう。

フローリアン

《フローリアン》は、「大地の真髄」を持つエレメンタル・ルーン剣士です。つまり、ルーン剣士のカードと大地のカードをプレイすることができます。

《フローリアン》は、序盤は防御に専念し墓地に大地カードやアクションカードを溜め込みます。それらを「腐解」してヒーロー能力を有効にします。ひとたびヒーロー能力が有効になれば、大量のルーン陣を作成して対戦相手を圧倒することができます。

《フローリアン》のデッキを組むときは、まず大地のカード、特に「腐解」のキーワードを持つカードを探しましょう。次に、ヒーロー能力が有効になったら、《邪悪な詠唱》《デッドウッドの哀歌》や《秘術の呪詛》など、ルーン陣を簡単に作成できる手段を探します。これらのほとんどは攻撃でないアクションであるため、「大地の化身」と組み合わせることで防御面でも優れた効果を発揮します。

ヴァーダンス

《ヴァーダンス》は、「大地の真髄」を持つエレメンタル・魔術師です。つまり、魔術師のカードと大地のカードをプレイすることができます。

《ヴァーダンス》は、序盤は防御に専念し、墓地に大地カードやアクションカードを溜め込みます。それらを「腐解」してヒーロー能力を有効にします。ひとたびヒーロー能力が有効になった後は、自分のターンにライフを回復できるカードをプレイしつつ、秘術ダメージで相手のライフを少しずつ削っていきます!

《ヴァーダンス》のデッキを構築するときは、まず大地のカード、特に「腐解」のキーワードを持つカードを探しましょう。次に、対戦相手を倒すために、火力呪文とライフを得るカードを組み合わせましょう。《ヴァーダンス》は、《フィエンダルの戦意》や《秋の知らせ》、《森の果実》などの強力な攻撃を使うことにも非常に長けています。

オシリオ

《オシリオ》は、「稲妻の真髄」を持つエレメンタル・魔術師です。つまり、彼は魔術師のカードと稲妻のカードをプレイすることができます。

《オシリオ》は「印」と呼ばれるカードを様々な方法で活用します。多くの場合、複数の稲妻カードと彼の武器である《雷の導き、ヴォルザー》で、大きなコンボを狙います。最後に「増幅」された火力呪文でゲームの幕を閉じます。彼の能力は、デッキからコンボパーツを探したり、強くない手札を入れ替えたりするのに役立ちます!

《オシリオ》のデッキを構築するときは、まず名前に「印」を含むカードを探しましょう。特に、稲妻カードであればなお良いでしょう! 次に、《秘奥の刻印》《忘却への爆破》《象形文字の重なり》 など、「印」から複数の利点を引き出せるカードを入れるのが良いでしょう。また、ゲームを終わらせるために多くの火力呪文が必要になります。中でも最良のカードは《彗星の嵐 // ショック》です。なぜなら、《ショック》の面を 《雷の導き、ヴォルザー》と組み合わせることで、相手のターン中に対戦相手を倒すことが可能だからです!